センチュリーホームの注文住宅はライフスタイルによって無限のバリエーションを提案できるのが大きな特徴です。設計を考えるうえで何より大切なのは、固定概念に捉われるのではなく、その家族に合わせた暮らし方ができるかどうかを重視すること。今回は常識に捉われない間取りの考え方のポイントを紹介します。

ポイント1「ダイニングがあるのは当たり前!?」

○LDKといった具合に、「D=ダイニング」があるのは当たり前だと思っていませんか?でも、食事をダイニングテーブルでとらずに座って取りたいという家族にとってはダイニングは必須ではありません。その分リビングを広くすることもできるし、ダイニングテーブルの替わりにキッチン横にカウンターを取り付けることで忙しい朝食はカウンターで、家族が集まる夕食はリビングで、と分けることもできます。
そもそもLDKの考え方は公団住宅による大量供給で普及したもの。昔の住宅には当たり前にあった応接間が少なくなってきているように、間取りの形も時代によって変わってきているのです。

ポイント2「リビングは広いほどいい!?」

「家の中心となるリビングは広くしたい!」そう考える方も多いかもしれません。でも、広くすればその分予算もかかりますし掃除も大変になります。もし、友人や親せきが集まる機会が多く、大人数で過ごすリビングを重視するなら物理的に広いリビングが必要になるでしょう。でも、空間としての開放感を求めて広いリビングが欲しいとお考えなら、リビングから繋がりを持たせたウッドデッキを外に伸ばすなど、工夫次第で実際の広さ以上の開放感を得ることができます。大事なのはリビングで何をするかということ!一生続くことを考えると、暮らしやすいサイズ感を考えていただきたいですね。

ポイント3「水回りの考え方はどうする!?」

最近は「湯舟に浸からずお風呂はシャワーで済ます」という家族も増えてきました。そうした家族にとって、浴槽は必ずしも必要ではないと考えています。寝室の横にシャワー室と洗面スペースを設ける方が動線もスムーズになります。

ポイント4「間取りで家事がラクになる!?」

間取りの工夫次第で家事もぐんとラクになります。例えば脱衣室に洗濯物を干すスペースと衣類の収納スペースを設けることで洗濯の動線を一か所に集約させることができます。また、キッチンの収納は背面にあることが多いですが、カウンターキッチンの対面側によく使うものの収納を取り付けることで、ダイニング側からも直接出し入れできれば便利で奥様の負担を減らすことができます。

まとめ

理想の設計とは家族によって千差万別。ある家族にとっては暮らしやすい間取りも別の家族にとって不便なつくりに感じることでしょう。自分たちのライフスタイルに合った間取り自分だけの家づくりを楽しんでもらえればと思います。